「自然素材×健康住宅」の新築一戸建て
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ウッドショックとは?

ウッドショックとは、2021年に起きた世界的な木材不足による木材価格の高騰のこと。

2020年新型コロナウイルスの世界的な感染拡大により、リモートワークの増加やロックダウンさらに巣籠需要が高まったことで木材の価格は世界的に高騰。コンテナ不足も重なり外国から木材を輸入することが難しい状況となった。またその解除による反動でアメリカや中国では住宅需要が急増した。

世界最大の先物取引所として知られるアメリカ・シカゴの取引所では木材の先物取引が1年で約4倍まで高騰した。アメリカの木材の価格が跳ね上がったことで日本に輸入されるロシアやヨーロッパ産の木材も大きく値上がりしました。

このウッドショックと言う名前は1970年代のオイルショックにちなんでつけられた。       

ウッドショックが起こるもう一つの要因となったのが、世界一の人口を誇る中国の木材需要の増加です。 中国では経済成長にともない消費量が増加傾向にある。 中国国内での生産量は横ばいで、輸入木材の需要が急増している。 中国は世界の針葉樹丸太輸入量の44%を占めることからも世界的な木材需要を押し上げたと考えられる。

ウッドショックの背景には

日本の木材自給率の低さがある。日本の木材自給率は4割程度で6割を輸入木材に頼っている。 このような状況下で世界的に住宅用木材の需要が急増して価格が高騰したため、 輸入に頼っていた日本は特に深刻な木材不足と木材価格の高騰に直面することとなった。 日本の林業は後継者不足などの問題を抱えているため木材自給率の急激な回復は望むのは難しい。

政府が金融緩和を実施し、住宅ローン金利が大幅に下がったことも、住宅購入やリフォームの需要増に拍車をかけた。 このような住宅需要の急激な増加によってウッドショックが起き、市場に、そして経済全体に混乱が生じた。 木材を輸入に頼る日本では新築戸建の販売・購入に影響を与えた。

ウッドショックが長引き続いて合板ショック

本来直接的な影響が少ないはずの合板まで品不足や価格高騰が生じている。 合板の国産材比率が50%以上であることを踏まえれば、影響はそれほどないように思えるが、 コロナ禍で合板の主要輸入国であるマレーシアやインドネシアのロックダウンを実施し輸入材の不足から国産合板の需要が増加。 国産の合板も製材会社との丸太の取り合いが現在も続いている。

国土交通省はウッドショックの影響による対応として

木材の価格高騰・不足による住宅建設への影響がウッドショックとして全国的に広がり、 深刻化を増す中、住宅着工できずに、事業者の資金繰り悪化が懸念されるため、 阪神土建の上部団体の全建総連は国交省に事業者への資金繰り支援を求めてきた。 5月17日に国交省から関係団体に事業者の資金繰りに対する支援制度についての文書が 出された。2022/2記